“どうよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
動揺40.5%
同様21.6%
同樣13.5%
童謡10.8%
動搖8.1%
童謠2.7%
童幼2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らは思慮も熟せず判断力もかたくないから、見るもの聞くものその他すべて五感に触るるものによりて心の底までも動揺どうようされやすい。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
こうした大不公平だいふこうへいは、ここにくされないほどある。これにたいして、あなたがた同様どうようわたしたちが、だまっているものですか。
あらしの前の木と鳥の会話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
同樣どうようおとへるに『落葉針葉樹らくようしんようじゆ』(からまつ、いてふなど)と『落葉闊葉樹らくようかつようじゆ』(さくら、もみぢなど)のべつがあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
近ごろの童謡どうよう童詩どうしとはちがって、手毬歌には見たこともないような遠くの土地を歌ったものがある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
さうしてこの現象げんしよう原因げんいんは、水田すいでんどろそう敷地しきちとも水桶内みづをけないけるみづ動搖どうようおな性質せいしつ震動しんどうおこし、校舍こうしや敷地しきちあたところ蒲鉾かまぼこなりに持上もちあがつて地割ぢわれをしよう
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
さうしてさういふ種類しゆるいうたを、一般いつぱんに、わざうたとまをしました。では、童謠どうようとあてをします。が、ほんとうの意味いみは、かみ意志いしあらはれたうた、といふことらしいのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
はるかへかりが、かへつてしまつたのちはないても、どもはかり姿すがたえないので、『がん/\竿さをになれぼうになれ』といふ童謠どうよううたふことも出來できないでゐるそのどものさびしい氣持きもちを
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
いまでこそ身は童幼どうようの友としたしまれ、には地蔵じぞうの愛をせおい、のきごとの行乞ぎょうこつたびから旅をさすらい歩くながれびとにちがいないが、竹生島ちくぶしまに世をすてて可愛御堂かわいみどう堂守どうもりとなる前までは、これでも
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)