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行乞
ふりがな文庫
“行乞”の読み方と例文
読み方
割合
ぎょうこつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎょうこつ
(逆引き)
たまには
行乞
(
ぎょうこつ
)
にも行かなければならない。
折角
(
せっかく
)
思い立った座禅思惟を取られて思うように運ばなくなった。慧鶴はそれでも辛抱した。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
なかの一人が上がり
端
(
はな
)
へ出て見ますと、予期に反して、
御岳
(
みたけ
)
ごもりの
行乞
(
ぎょうこつ
)
か、
石尊詣
(
せきそんまい
)
りの旅人らしい
風体
(
ふうてい
)
のものが格子の外に立っている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれど、今日からする百姓は、朝夕の
糧
(
かて
)
のためではない、心の糧を求めるのだった。また、
行乞
(
ぎょうこつ
)
の生活から、働いて喰らう生活を学ぶためだった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
行乞(ぎょうこつ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“行乞(
托鉢
)”の解説
托鉢(たくはつ、サンスクリット:pindapata)とは、仏教やジャイナ教を含む古代インド宗教の出家者の修行形態の1つで、信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞う(門付け)街を歩きながら(連行)、または街の辻に立つ(辻立ち)により、信者に功徳を積ませる修行。乞食行(こつじきぎょう)、頭陀行(ずだぎょう)、行乞(ぎょうこつ)とも。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
乞
常用漢字
中学
部首:⼄
3画
“行乞”の関連語
頭陀
托鉢僧
頭陀行
“行乞”で始まる語句
行乞子
検索の候補
行乞子
“行乞”のふりがなが多い著者
吉川英治
岡本かの子