“童謡”のいろいろな読み方と例文
旧字:童謠
読み方(ふりがな)割合
どうよう27.3%
わざうた27.3%
ワザウタ18.2%
どうえう9.1%
わらべうた9.1%
わらわうた9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“童謡”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 絵画 > 漫画 挿絵 童画(児童)100.0%
文学 > 日本文学 > 戯曲(児童)20.0%
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史20.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
近ごろの童謡どうよう童詩どうしとはちがって、手毬歌には見たこともないような遠くの土地を歌ったものがある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
行きは、よいよい帰りはこわい、と子供のころうたう童謡どうようがあります。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
上宮王家へのひそかな思慕と愛惜の声が、ちまたにみちていたであろうことは、書紀にしるされた童謡わざうたによってもうかがわるる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
節ぶりから察するところ、去年の暮あたりからまた流行りだした例の童謡わざうたと見える。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
崇神天皇の巻に見えた、山城のひら坂の上で、腰裳の少女が童謡ワザウタを歌ふ、あの句の中に「ひめなすびすも」と出てくることである。
雛祭りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さて此哥の初句と、斉明天皇紀の童謡ワザウタとをば、はやき世よりよくヨム人なければとて、彼童謡をば己に、此哥をばそのいろと荷田信名のぶな宿禰すくねに伝へられき。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
これは、ひと頃、鎌倉の辻で、童謡わらべうたにまで流行った“天王寺の妖霊星ようれいぼし……”を、誰かが改作したものらしく、高時は思うこと、言いたいことを、即興的に加えて、酒間、酔うとよく、謡い踊っていたものだった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはここへ来てからの、心覚えの童謡わらわうたを、明が書留めて朝夕ちょうせきに且つ吟じ且つながむるものだ、と宵に聞いた。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)