“童児”のいろいろな読み方と例文
旧字:童兒
読み方(ふりがな)割合
こども37.5%
どうじ25.0%
わくらべ12.5%
わらべ12.5%
わらわ12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“童児”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼3.4%
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
人の心の不思議を知って居るものは、童児こどもの胸にも春のしずかゆうべを感ずることの、実際有り得ることをいなまぬだろうと思います。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
馬鹿にされて居ります、意気地の無い奴でござります、虚誕うそはなか/\申しませぬ、御上人様、大工は出来ます、大隅流おほすみりう童児こどもの時から、後藤立川二ツの流義も合点致して居りまする、せて
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
彼等のある者は髪を垂れた、とおには足りない童児どうじであった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そういう名の起りは恐らくは春の末、すなわち梅の若枝の伸び立つ盛りに、これを手に執って舞うことから出ているのであろうが、これがまた同じ季節の送り祭の一つになっていたとすれば、ここに美しい童児どうじの死を主題とした、悲劇の結構せられる余地は十分にあったのである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
男10 ああ、そう云えば、大原野の巫女みこになるはずだったと云う娘が、去年の賀茂かもの祭の日に突然神隠しに遭ってからと云うものは、あっちにひとり、こっちにひとりと都の童児わくらべどもが、五人も六人も行方ゆくえわからずになって、それっきり一向帰って来ないと云うことを聞いています。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
……無心な童児わらべの唄ごえにも、会心の笑みをかわす剣気の群れ——東道役は言わずと知れた駒形の兄いつづみの与吉だが、与の公、このところ脅かされつづけで、かわいそうにいささかしょげてだんまりのていだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ひとかたまりの童児わらわふろい野はらに火三昧ひざんまいして遊びふけっていたずおん。
雀こ (新字新仮名) / 太宰治(著)