“起臥”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きが48.7%
おきふし39.5%
きぐわ5.3%
おきふ3.9%
ねおき2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“起臥”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
湯壺ゆつぼの下にあるのだから、入湯にゅうとうと云う点から云えば、余は三層楼上に起臥きがする訳になる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
自分一人では無くて友達と二人で、同じ部屋に起臥きがを共にしていたというような有様ありさまであったのだ。
白い光と上野の鐘 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
——(この上誰か、この手毬の持主に逢えるとなれば、爺さん、私は本望だ、野山に起臥おきふしして旅をするのもそのためだ。)
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
よくよく居心地がよいとみえ、お杉ばばが半瓦はんがわらの家に起臥おきふしを始めてから、月日はいつか一年半も巡っている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『実は発行所に起臥きぐわしてゐる高田浪吉君にも知らせなかつたのだから』といふやうなことも其時附加つけくはへたのであつた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
これだけの建物の内に起臥きぐわしてゐるものは、家族でも学生でも、ことごとく平八郎が独裁のつゑもとうなじを屈してゐる。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
病みながら秋のはざまに起臥おきふしてけふも噛みたるいひいしあはれ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
われ病みて旅に起臥おきふしありしかば諏訪すはまつりにけふ逢ひにける
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
宿直室に起臥ねおきしてゐる校長が漸々やうやう起きて顔を洗つたばかりのところへ、二里の余も離れた処にある分校の目賀田といふ老教師が先づ来た。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
それが広巳の起臥ねおきしているへやであった。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)