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起臥
ふりがな文庫
“起臥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きが
47.0%
おきふし
41.0%
おきふ
4.8%
きぐわ
4.8%
ねおき
2.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きが
(逆引き)
この室には一月前まで露国の鉄道援護の士官が
起臥
(
きが
)
していた。日本兵が始めて入った時、壁には黒く
煤
(
すす
)
けたキリストの像がかけてあった。
一兵卒
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
起臥(きが)の例文をもっと
(39作品)
見る
おきふし
(逆引き)
何故
(
なぜ
)
と云えばお君さんは、その女髪結の二階に間借をして、カッフェへ勤めている間のほかは、始終そこに
起臥
(
おきふし
)
しているからである。
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
起臥(おきふし)の例文をもっと
(34作品)
見る
おきふ
(逆引き)
彼女はいま財界になくてならぬ
大名士
(
だいめいし
)
の、時めく男爵夫人である。
飛鳥山
(
あすかやま
)
の別荘に
起臥
(
おきふ
)
しされているが、深川の本宅は、思出の多い、彼女の一生の振出しの家である。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
起臥(おきふ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
きぐわ
(逆引き)
『実は発行所に
起臥
(
きぐわ
)
してゐる高田浪吉君にも知らせなかつたのだから』といふやうなことも其時
附加
(
つけくは
)
へたのであつた。夜ふけてから僕は家に帰つた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
起臥(きぐわ)の例文をもっと
(4作品)
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ねおき
(逆引き)
宿直室に
起臥
(
ねおき
)
してゐる校長が
漸々
(
やうやう
)
起きて顔を洗つたばかりのところへ、二里の余も離れた処にある分校の目賀田といふ老教師が先づ来た。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
起臥(ねおき)の例文をもっと
(2作品)
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“起臥”の意味
《名詞》
起臥(きが)
起きたり寝たりすること。おきふし。起居。
日常の生活。
(出典:Wiktionary)
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“起臥”で始まる語句
起臥寝食
起臥茶飯
検索の候補
起臥寝食
起臥茶飯
臥起
“起臥”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
小山清
吉川英治
アントン・チェーホフ
二葉亭四迷
中島敦
夏目漱石
徳田秋声
斎藤茂吉
長塚節