“大名士”の読み方と例文
読み方割合
だいめいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女はいま財界になくてならぬ大名士だいめいしの、時めく男爵夫人である。飛鳥山あすかやまの別荘に起臥おきふしされているが、深川の本宅は、思出の多い、彼女の一生の振出しの家である。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)