“きぐわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
起臥66.7%
木桑16.7%
木鍬16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これだけの建物の内に起臥きぐわしてゐるものは、家族でも学生でも、ことごとく平八郎が独裁のつゑもとうなじを屈してゐる。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いわゆる「木桑きぐわ」は、それがあの地方の春蚕の主要な飼料ではありますが、一方それが木桑であるために、たくさんの実が、しかも美味しい実がなるのであります。
自力更生より自然力更生へ (新字新仮名) / 三沢勝衛(著)
馬小屋の横から一対いっついもっこを持ってくると、馴れた手つきでそのツカミ肥料を、木鍬きぐわい込んだ。
麦の芽 (新字新仮名) / 徳永直(著)