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畚
ふりがな文庫
“畚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふご
34.1%
もっこ
29.5%
びく
27.3%
もつこ
6.8%
もっこう
2.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふご
(逆引き)
ビクビクしていた私の眼に、百姓の息子の四郎次と次郎とが二人で
畚
(
ふご
)
をかついで、上の畑のくろをこちらにやって来るのが眼についた。
あまり者
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
畚(ふご)の例文をもっと
(15作品)
見る
もっこ
(逆引き)
第一種の話というのは、ある男が六十になった親を
畚
(
もっこ
)
とか
簣
(
あじか
)
とかに入れて、小さい
息子
(
むすこ
)
に片棒をかつがせて、山の奥へ棄てに行く。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
畚(もっこ)の例文をもっと
(13作品)
見る
びく
(逆引き)
袖なしの羽織を、ほかりと着込んで、腰に
毛巾着
(
けぎんちゃく
)
を
覗
(
のぞ
)
かせた……片手に網のついた
畚
(
びく
)
を下げ、じんじん
端折
(
ばしょり
)
の古足袋に、
藁草履
(
わらぞうり
)
を
穿
(
は
)
いている。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
畚(びく)の例文をもっと
(12作品)
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もつこ
(逆引き)
脊の低い
痩馬
(
やせうま
)
の脊の左右に、底の深い
畚
(
もつこ
)
をになはせ、そのなかに青物——茄子、白瓜、西瓜、カイベツ、玉葱、枝豆、西洋かぼちや、林檎、唐もろこし、など——を入れてある。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
畚(もつこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
もっこう
(逆引き)
鶴嘴
(
つるはし
)
とスコップと
畚
(
もっこう
)
と
サガレンの浮浪者
(新字新仮名)
/
広海大治
(著)
畚(もっこう)の例文をもっと
(1作品)
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“畚(もっこ)”の解説
畚(もっこ、ふご)とは、縄、竹、蔓(つる)などを網状に編んだ運搬用具。
(出典:Wikipedia)
畚
漢検1級
部首:⽥
10画
“畚”を含む語句
畚褌
魚畚
半畚
大畚
畚渡
畚鍤
空畚
“畚”のふりがなが多い著者
徳永直
山東京山
横瀬夜雨
徳冨蘆花
島木健作
岩野泡鳴
泉鏡花
高浜虚子
鈴木三重吉
柳宗悦