トップ
>
ねおき
ふりがな文庫
“ねおき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寝起
50.0%
寐起
20.0%
寢起
13.3%
起臥
6.7%
臥起
6.7%
寝臥
3.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寝起
(逆引き)
すると
嬋娟
(
あでやか
)
に
盛粧
(
せいそう
)
したお延が澄ましてそこに坐っていた。津田ははっと思った。
寝起
(
ねおき
)
の顔へ水をかけられたような夫の様子に満足したらしい彼女は微笑を
洩
(
も
)
らした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねおき(寝起)の例文をもっと
(15作品)
見る
寐起
(逆引き)
此
母
(
はゝ
)
は年に一二度づつは上京して、子供の家に五六日
寐起
(
ねおき
)
する例になつてゐたんだが、其時は帰る
前日
(
ぜんじつ
)
から
熱
(
ねつ
)
が
出
(
で
)
だして、全く
動
(
うご
)
けなくなつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねおき(寐起)の例文をもっと
(6作品)
見る
寢起
(逆引き)
關口で買ふ舶來化粧品の功能が見えて、顏は水が垂るやうに美しい。
寢起
(
ねおき
)
に蒼過ぎた
頬
(
ほゝ
)
も、
鴾色
(
ときいろ
)
に匂つてゐる。
半日
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ねおき(寢起)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
起臥
(逆引き)
広巳は
庖厨口
(
かってぐち
)
からゆるゆると出て往った。出口には車井戸があって
婢
(
じょちゅう
)
の一人が物を洗っていた。車井戸の向うには一軒の
離屋
(
はなれ
)
があった。それが広巳の
起臥
(
ねおき
)
している
室
(
へや
)
であった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ねおき(起臥)の例文をもっと
(2作品)
見る
臥起
(逆引き)
田舎に
於
(
おい
)
ては、すべての人人が先祖と共に生活してゐる。老人も、若者も、家婦も、子供も、すべての家族が同じ
藁屋根
(
わらやね
)
の下に居て、祖先の
煤黒
(
すすぐろ
)
い
位牌
(
いはい
)
を飾つた、古びた仏壇の前で
臥起
(
ねおき
)
してゐる。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
ねおき(臥起)の例文をもっと
(2作品)
見る
寝臥
(逆引き)
下廻で宿屋に往けないので小屋に
寝臥
(
ねおき
)
していた石川はその女と関係して夫婦約束までした。
唖娘
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ねおき(寝臥)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ねお
ねそべ
ねふし
おきふ
おきふし
きが
きぐわ