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『唖娘』
ふりがな文庫
『
唖娘
(
おしむすめ
)
』
伊井蓉峰の弟子に石井孝三郎と云う女形があった。絵が好きで清方の弟子になっていた。あまり好い男と云うでもないがどことなく味のある顔をしていた。下廻で田舎を歩いていた時、某町で楽屋遊びに来る十七八の姝な女を見つけた。それは髪結をしている唖女であ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
冠
(
き
)
中間
(
なかま
)
行
(
おこな
)
某町
(
あるまち
)
某
(
ある
)
己
(
じぶん
)
黎明
(
よあけ
)
何
(
なん
)
佳
(
い
)
衣服
(
きもの
)
清方
(
きよかた
)
田舎
(
いなか
)
祟
(
たた
)
立場
(
たてば
)
端
(
はし
)
菰
(
こも
)
蒲団
(
ふとん
)
仰向
(
あおむ
)
伴
(
つ
)
襖
(
ふすま
)
襟
(
えり
)
許
(
もと
)
酷
(
ひど
)
開
(
あ
)
髪結
(
かみゆい
)
下廻
(
したまわり
)
注
(
つ
)
執
(
と
)
杖頭
(
こづかい
)
打
(
ぶ
)
怨
(
うら
)
怕
(
こわ
)
後
(
あと
)
彼
(
か
)
幸
(
さいわい
)
岡焼
(
おかやき
)
寝臥
(
ねおき
)
室
(
へや
)
姝
(
きれい
)
女形
(
おやま
)
夜
(
よ
)
壮
(
わか
)