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寝起
ふりがな文庫
“寝起”のいろいろな読み方と例文
旧字:
寢起
読み方
割合
ねおき
60.0%
ねお
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねおき
(逆引き)
半
(
なか
)
ば開きし
障子
(
しょうじ
)
の外の縁先には帯しどけなき
細面
(
ほそおもて
)
の女
金盥
(
かなだらい
)
に向ひて
寝起
(
ねおき
)
の顔を洗はんとするさまなぞ、
柔情
(
にゅうじょう
)
甚だ忘るべからざる
心地
(
ここち
)
す。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
すると
嬋娟
(
あでやか
)
に
盛粧
(
せいそう
)
したお延が澄ましてそこに坐っていた。津田ははっと思った。
寝起
(
ねおき
)
の顔へ水をかけられたような夫の様子に満足したらしい彼女は微笑を
洩
(
も
)
らした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寝起(ねおき)の例文をもっと
(15作品)
見る
ねお
(逆引き)
と、ふとんも
机
(
つくえ
)
も、
鎧
(
よろい
)
びつまでもここへもちこんできて、
馬糞
(
ばふん
)
の
臭
(
にお
)
いのプンプンする中に、平気で毎日毎日
寝起
(
ねお
)
きしていた。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
正
(
しょう
)
ちゃんは、
寝起
(
ねお
)
きのいい
子
(
こ
)
でありましたけれど、おりには、
不
(
ふ
)
きげんで、
泣
(
な
)
くこともありました。そんなとき、
彼女
(
かのじょ
)
は、うちわを
持
(
も
)
ってきて
遠方の母
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
寝起(ねお)の例文をもっと
(10作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆
検索の候補
起臥寝食
“寝起”のふりがなが多い著者
徳永直
与謝野寛
夏目漱石
三遊亭円朝
徳田秋声
永井荷風
泉鏡太郎
柳田国男
泉鏡花
海野十三