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嬋娟
ふりがな文庫
“嬋娟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんけん
72.0%
あでやか
16.0%
あてやか
4.0%
すんなり
4.0%
せんえん
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんけん
(逆引き)
嬋娟
(
せんけん
)
たる花の
顔
(
かん
)
ばせ、耳の穴をくじりて一笑すれば天井から鼠が落ち、
鬢
(
びん
)
のほつれを掻き立てて
枕
(
まくら
)
のとがを
憾
(
うら
)
めば二階から人が落ちる。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
嬋娟(せんけん)の例文をもっと
(18作品)
見る
あでやか
(逆引き)
婦
(
をんな
)
の徳をさへ
虧
(
か
)
かでこの
嬋娟
(
あでやか
)
に生れ得て、しかもこの富めるに
遇
(
あ
)
へる、天の
恵
(
めぐみ
)
と世の
幸
(
さち
)
とを
併
(
あは
)
せ
享
(
う
)
けて、残る
方
(
かた
)
無き果報のかくも
痛
(
いみじ
)
き人もあるものか。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
嬋娟(あでやか)の例文をもっと
(4作品)
見る
あてやか
(逆引き)
隱
(
かく
)
し居たりける然るに其頃芝明神前に
藤重
(
ふぢしげ
)
と云る
淨瑠璃語
(
じやうるりかた
)
りの女有しが
容貌
(
かほかたち
)
衆人に
勝
(
すぐ
)
れ心
優
(
やさ
)
しき者なる故
弟子
(
でし
)
も多く
日々
(
ひゞ
)
稽古
(
けいこ
)
の
絶
(
たゆ
)
る隙なく繁昌しける此所へ吾助は
不※
(
ふと
)
稽古せんものと
這入込
(
はひりこみ
)
たるが
好色者
(
かうしよくもの
)
の
癖
(
くせ
)
なれば
藤重
(
ふぢしげ
)
が
嬋娟
(
あてやか
)
なる姿に
迷
(
まよ
)
ひ夫よりは稽古に事
寄
(
よ
)
せ日夜
入浸
(
いりびた
)
りに行きけるが
流石
(
さすが
)
に云
寄便
(
よるたよ
)
りもなく
空敷
(
むなしく
)
月日を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嬋娟(あてやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
すんなり
(逆引き)
姫鱒——軽井沢上水の、清冽な流れのなかで、
嬋娟
(
すんなり
)
と、
鰭
(
ひれ
)
や尾を研いでゐる。ときどき流されたふりをして、また元の位置へ戻る。ひどく億劫がり屋の、姫御前。
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
嬋娟(すんなり)の例文をもっと
(1作品)
見る
せんえん
(逆引き)
歴尋
(
れきじん
)
す
嬋娟
(
せんえん
)
の節、
翦破
(
せんぱ
)
す
蒼莨根
(
そうろうこん
)
、とありまするから、
一〻
(
いちいち
)
この竹、あの竹と調べまわった訳です。
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
嬋娟(せんえん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嬋娟”の意味
《形容動詞》
容姿などが艶やかで美しいこと。
(出典:Wiktionary)
嬋
漢検1級
部首:⼥
15画
娟
漢検1級
部首:⼥
10画
“嬋娟”で始まる語句
嬋娟哥妓
嬋娟窈窕
検索の候補
嬋娟窈窕
嬋娟哥妓
“嬋娟”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
高祖保
尾崎紅葉
橘外男
南方熊楠
押川春浪
作者不詳
吉川英治
中島敦
三遊亭円朝