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せんけん
ふりがな文庫
“せんけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嬋娟
43.9%
浅見
17.1%
嬋妍
14.6%
先見
7.3%
先賢
4.9%
鮮妍
4.9%
擅権
2.4%
尖剣
2.4%
繊妍
2.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬋娟
(逆引き)
食えば飽満の美味、飲めば強烈な
薫酒
(
くんしゅ
)
、酔えば耳に
猥歌甘楽
(
わいかかんがく
)
、
醒
(
さ
)
むれば花鳥また
嬋娟
(
せんけん
)
の美女、——玄徳はかくて過ぎてゆく月日をわすれた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんけん(嬋娟)の例文をもっと
(18作品)
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浅見
(逆引き)
質子
(
ちし
)
としてさし出してあるわが子の松千代を斬らせ、その首を安土に見たという事実を聞かされたときは、親心として、また余りに自分を知ってくれない
浅見
(
せんけん
)
のひと心に対して
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんけん(浅見)の例文をもっと
(7作品)
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嬋妍
(逆引き)
それに比べてきわだつ感じをお受けになることもなかろうと思われるが、なお第一の
嬋妍
(
せんけん
)
たる美人はこれであると院はこの時
驚歎
(
きょうたん
)
しておいでになった。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
せんけん(嬋妍)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
先見
(逆引き)
「やはり自分の
先見
(
せんけん
)
は過らなかった。この人こそと仰いだ期待は裏切られていない」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんけん(先見)の例文をもっと
(3作品)
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先賢
(逆引き)
こういうふうに他人が
吾人
(
ごじん
)
のために与うる訓戒も、友人が精神より述ぶる忠告も、
先賢
(
せんけん
)
が血を流して教えた大義も、自分の身の上には直接あてはまらないように思うことの多きゆえんは
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
せんけん(先賢)の例文をもっと
(2作品)
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鮮妍
(逆引き)
野には晩春を咲越へて、なほ衰へを見せない花、すでに盛夏を導いて魅力ある花、それ等に交り、当期の花は
鮮妍
(
せんけん
)
を競つて盛上つてゐる。碧青や、浅黄をまぜて、大空は仰ぐ眼をうつとりさせる。
初夏に座す
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
せんけん(鮮妍)の例文をもっと
(2作品)
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擅権
(逆引き)
彼らの
擅権
(
せんけん
)
が
漸
(
ようや
)
くあらわになったのは天平に入ってからであるが、その種子は既に根づよくこの時代に
胚胎
(
はいたい
)
していたのであった。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
蘇我
(
そが
)
家の
擅権
(
せんけん
)
と陰謀は、度かさなる流血の惨事をもたらしたのであったが、摂政の位につかれて後は、しばらくはこの争いもおさまったようにみえる。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
せんけん(擅権)の例文をもっと
(1作品)
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尖剣
(逆引き)
忽
(
たちま
)
ち血みどろになって大牛の死骸が投げ出され、騎士と牛の闘争が終ると、左手に赤い
蔽布
(
ひふ
)
をひるがえし、右手に
尖剣
(
せんけん
)
をきらめかした闘牛士が徒歩で牛と立向い
バルザックの寝巻姿
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
せんけん(尖剣)の例文をもっと
(1作品)
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繊妍
(逆引き)
彼が同盟を提議した婦人、しかも最初見た時から並々ならぬ美人だと思ったとおり
繊妍
(
せんけん
)
たる容姿楚々たる風姿、その婦人の面前にあってどうしてかかる屈辱を忍ぼうや。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
せんけん(繊妍)の例文をもっと
(1作品)
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