先賢せんけん)” の例文
この国の先賢せんけんの遺書に主君をしいしてもよしなどという辞句じくが、一字でもあったでしょうか
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こういうふうに他人が吾人ごじんのために与うる訓戒も、友人が精神より述ぶる忠告も、先賢せんけんが血を流して教えた大義も、自分の身の上には直接あてはまらないように思うことの多きゆえんは
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)