“薫酒”の読み方と例文
読み方割合
くんしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食えば飽満の美味、飲めば強烈な薫酒くんしゅ、酔えば耳に猥歌甘楽わいかかんがくむれば花鳥また嬋娟せんけんの美女、——玄徳はかくて過ぎてゆく月日をわすれた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
糜竺はかしこまって、直ちに、一帆の用船に、薫酒くんしゅ、羊肉、茶、そのほか沢山な礼物を積んで、江を下った。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)