“薫習”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くんじふ60.0%
くんじゅう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくなさをあざみ顏なる薫習くんじふ
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
しべは、ひめもす薫習くんじふ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
真如を薫習くんじゅういたすものならば、万法は真如と無明の合成でございまして、仏性一如ぶっしょういちにょとは申されませぬ。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
みなその精神に薫習くんじゅうして習慣性を構成し、反復数回にわたれば、ついに一種の固有性となるべし。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)