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鮮妍
ふりがな文庫
“鮮妍”の読み方と例文
読み方
割合
せんけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんけん
(逆引き)
牡丹
(
ぼたん
)
芍薬
(
しゃくやく
)
の花極めて
鮮妍
(
せんけん
)
なれどもその
趣
(
おもむき
)
決してダリヤと同じからず、
石榴花
(
ざくろ
)
凌宵花
(
のうぜんかつら
)
宛
(
さなが
)
ら猛火の炎々たるが如しといへどもそは決して赤インキの如きにはあらず。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
野には晩春を咲越へて、なほ衰へを見せない花、すでに盛夏を導いて魅力ある花、それ等に交り、当期の花は
鮮妍
(
せんけん
)
を競つて盛上つてゐる。碧青や、浅黄をまぜて、大空は仰ぐ眼をうつとりさせる。
初夏に座す
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
鮮妍(せんけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
鮮
常用漢字
中学
部首:⿂
17画
妍
漢検1級
部首:⼥
7画
“鮮”で始まる語句
鮮
鮮麗
鮮血
鮮明
鮮紅
鮮人
鮮魚
鮮少
鮮緑
鮮鯛
“鮮妍”のふりがなが多い著者
岡本かの子
永井荷風