『半日』
六疊の間に、床を三つ並べて取つて、七つになる娘を眞中に寢かして、夫婦が寢てゐる。宵に活けて置いた桐火桶の佐倉炭が、白い灰になつてしまつて、主人の枕元には、唯ゞ心を引込ませたランプが微かに燃えてゐる。その脇には、時計や手帳などを入れた小葢が置 …
著者 | 森鴎外 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「昴 第三號」1909(明治42)年3月1日 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約34分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約56分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
通
止
下
通
停
夫
好
縱
續
袴
蹲
一通
出
方
樂
翳
足
乳
乾
今日
伸
何
先
厭
得
微笑
本
止
言付
頬
分
前
十分
受答
外
奢
好
妻
嫌
己
心
性
手焙
極
生得
皹
直
聞耳
華奢
行
裝
遊
開
頬
頭
體
㘅
一人
一撮
一間
一頃
丈
丙午
中
中單
亡
今日
今朝
何故
何處
信向
値踏
側
兄
六指
午
吐
喫
夜中
大分
好
容易
寢起
干支
度
微白
抽出
持
損
方
本當
止
此處
母
注
無口
煬
爲事
父
當前
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