“無口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むくち92.9%
だまり7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はいつもごく無口むくちな男であった。昼は一日中、真鍮の望遠鏡を持って、入江の周りや、または断崖の上をうろついていた。
無口むくちな、おとなしそうなおとこ似合にあわず、きゅうおそろしいけんまくとなりました。おとこは、すぐさましていきました。
火を点ず (新字新仮名) / 小川未明(著)
有名な無口だまり家で、たいがいの用はにやりと笑って済ましておくが、そのかわり物を言う時には必要以上大きな声を発して辺りの人をびっくりさせた。