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當前
ふりがな文庫
“當前”の読み方と例文
新字:
当前
読み方
割合
あたりまへ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたりまへ
(逆引き)
そりや
同
(
おな
)
じ
所
(
ところ
)
に
住
(
す
)
んでるから、
緋鯉
(
ひごひ
)
に
屬
(
つ
)
くが
當前
(
あたりまへ
)
だけれどもね、
君
(
きみ
)
が、よくお
飯粒
(
まんまつぶ
)
で、
絲
(
いと
)
で
釣上
(
つりあ
)
げちや
投
(
な
)
げるだらう。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さう云ふことを云ふと、女は直ぐ辯解して、子供を可愛がるのは
當前
(
あたりまへ
)
のことで、何も恥ぢることはないと云ふが、それは餘裕のない畜生であるからである。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
會社に行くのとは全く方角が違ふのだが、同窓の先輩として、一度でも口をきいた人の死を弔ふのは
當前
(
あたりまへ
)
だといふやうないひ譯を心の中にたゝみ込んで居た。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
當前(あたりまへ)の例文をもっと
(7作品)
見る
當
部首:⽥
13画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“當”で始まる語句
當
當時
當然
當人
當日
當惑
當分
當座
當番
當麻
“當前”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
作者不詳
水上滝太郎
国木田独歩
泉鏡太郎
泉鏡花
森鴎外