“釣上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つりあ50.0%
つりあが30.0%
つりあぐ10.0%
つりあげ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりゃ同じ所に住んでるから、緋鯉に属(つ)くが当前(あたりまえ)だけれどもね、君が、よくお飯粒(まんまつぶ)で、糸で釣上(つりあ)げちゃ投げるだろう。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
擧げた顏は眞四角で、眼が少し釣上(つりあが)つて、年頃で若々しさは匂ひますが、先づ醜(みにく)い方の娘でした。年は十九か二十歳(はたち)といふところでせう。
謝(しや)しつゝお光は泣顏(なきがほ)隱し井戸端へ行き釣上(つりあぐ)る竿(さを)を直なる身の上も白精(しらげ)の米(よね)と事變り腹いと黒き其人が堀拔(ほりぬき)井戸の底(そこ)深(ふか)き謀計(たくみ)に掛り無實の汚名(をめい)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
負(おは)せられては最早(もはや)了簡(れうけん)ならず今一度言て見よ己れ其座(そのざ)は立せじと刀(かたな)追取(おつとり)膝(ひざ)立直(たてなほ)し怒(いかり)の目眥(まなじ)り釣上(つりあげ)て發打(はつた)と白眼(にらみ)付けれ共久兵衞は少しも驚く氣色なく否(いな)盜人(ぬすびと)に相違(さうゐ)なし百兩盜みし大盜賊(おほどろばう)と大聲揚(あげ)て鳴(なり)わめけば爰に至りて文右衞門は耐忍(こらへ)兼一刀(たう)すらりと拔放(ぬきはな)し只一打(うち)と振上(ふりあげ)るに久兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)