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つりあげ
ふりがな文庫
“つりあげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
釣上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釣上
(逆引き)
負
(
おは
)
せられては
最早
(
もはや
)
了簡
(
れうけん
)
ならず今一度言て見よ己れ
其座
(
そのざ
)
は立せじと
刀
(
かたな
)
追取
(
おつとり
)
膝
(
ひざ
)
立直
(
たてなほ
)
し
怒
(
いかり
)
の
目眥
(
まなじ
)
り
釣上
(
つりあげ
)
て
發打
(
はつた
)
と
白眼
(
にらみ
)
付けれ共久兵衞は少しも驚く氣色なく
否
(
いな
)
盜人
(
ぬすびと
)
に
相違
(
さうゐ
)
なし百兩盜みし
大盜賊
(
おほどろばう
)
と大聲
揚
(
あげ
)
て
鳴
(
なり
)
わめけば爰に至りて文右衞門は
耐忍
(
こらへ
)
兼一
刀
(
たう
)
すらりと
拔放
(
ぬきはな
)
し只一
打
(
うち
)
と
振上
(
ふりあげ
)
るに久兵衞は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(1作品)
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