“其座”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのざ80.0%
そこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの真景しんけいをも其座そのざにうつしとりたるをそへおくりしに、玉山翁が返書へんしよに、北越ほくゑつの雪机上きしやうにふりかゝるがごとく目をおどろかし候
寶暦五年はうれきごねんはる三月さんぐわつ伊豆守いづのかみ江戸えど參覲さんきんありて、多日しばらく在府ざいふなされしをりから、御親類ごしんるゐ一同いちどう參會さんくわいことありき、幼君えうくん其座そのざにて
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
危機をはらむ さてその商隊長はずっと進んで私の前へ座りましたが、其座そこにはツァ・ルンバも居ればその妻君も居るです。ところでここに実に危い事がはらんで来た。その原因を説明しなくてはならん。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)