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御親類
読み方 | 割合 |
ごしんるゐ | 50.0% |
ごしんるい | 50.0% |
手前は
姫さまが
御親類がたのお
廟所へ
入らせらるゝを
見るや
否や、
驛馬に
飛乘ってお
知らせに
參りました。
此樣な
惡しいお
使も
命置かせられた
役目ゆゑでござります、
御免なされませい。
車夫の
足が
何時より
遲いやうに
思はれて、
御好物の
飴屋が
軒も
見はぐりました、
此金は
少〻なれど
私が
小遣の
殘り、
麹町の
御親類よりお
客の
有し
時
樂隱居なされ
度おのぞみのよし、これ
然るべき
事と
御親類一
同の
御决義、
私は
初手から
貴君樣を
東京へお
出し申すは
氣に
喰はぬほどにて、申しては
失禮なれどいさゝかの
學問など
何うでも
宜い
事