“つりあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
釣合44.8%
吊上27.6%
釣上17.2%
均衡6.9%
吊合3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
額に翳した右の手先と、左の腰盤ようばんに当てた左の手首の釣合つりあいが、いつも天候を気にしている職業人のみがする男型のポーズを小初にとらせた。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
製品の価格を不法に吊上つりあげ、大多数の消費者たる無産階級を層一層物価の暴騰ぼうとうに由ってくるしめる結果を生じます。
階級闘争の彼方へ (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
あららげて打すゑると雖も知らぬとばかりゆゑ掃部は茂助になはを取てきたれと言に茂助は臺所より荒繩あらなは持來もちきたりければ和尚を高手たかて小手こてしばはり釣上つりあたきゞを以て散々さん/″\打てば和尚は眼を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ところが、その瀬戸際で危うく引き止めてくれたのは、ある一つの観念が、ふと私の頭の中でひらめいたからです。つまり、それをさせぬためには、まずどっちにでも、均衡つりあうだけの重錘おもしを置くことだ。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
これは心のはかりから見れば、云わば一毫いちごうを加えたほどの吊合つりあいの狂いかもわかりませぬ。けれども数馬はこの依怙のために大事の試合を仕損しそんじました。
三右衛門の罪 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)