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釣上
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つりあ
ふりがな文庫
“
釣上
(
つりあ
)” の例文
そりゃ同じ所に住んでるから、緋鯉に
属
(
つ
)
くが
当前
(
あたりまえ
)
だけれどもね、君が、よくお
飯粒
(
まんまつぶ
)
で、糸で
釣上
(
つりあ
)
げちゃ投げるだろう。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
荒
(
あら
)
らげて打
据
(
すゑ
)
ると雖も知らぬとばかりゆゑ掃部は茂助に
繩
(
なは
)
を取て
來
(
きた
)
れと言に茂助は臺所より
荒繩
(
あらなは
)
を
持來
(
もちきた
)
りければ和尚を
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に
縛
(
しば
)
り
梁
(
はり
)
へ
釣上
(
つりあ
)
げ
薪
(
たきゞ
)
を以て
散々
(
さん/″\
)
打てば和尚は眼を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それ
故
(
ゆえ
)
、念に掛けて笑うまいとはしながら、おかしくて、おかしくて、どうも
堪
(
たま
)
らず、唇を
噛締
(
かみし
)
め、
眉
(
まゆ
)
を
釣上
(
つりあ
)
げ、真赤になッても
耐
(
こら
)
え切れず、つい吹出して大事の大事の品格を落してしまう。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
そりや
同
(
おな
)
じ
所
(
ところ
)
に
住
(
す
)
んでるから、
緋鯉
(
ひごひ
)
に
屬
(
つ
)
くが
當前
(
あたりまへ
)
だけれどもね、
君
(
きみ
)
が、よくお
飯粒
(
まんまつぶ
)
で、
絲
(
いと
)
で
釣上
(
つりあ
)
げちや
投
(
な
)
げるだらう。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
柱
(
はしら
)
のやうに
立
(
た
)
つたと
思
(
おも
)
ふと、ちやうど
箕
(
み
)
の
大
(
おほき
)
さに
見
(
み
)
えました、
爪
(
つめ
)
が
電
(
いなづま
)
のやうな
掌
(
てのひら
)
を
開
(
ひら
)
いて、
女
(
をんな
)
たちの
髮
(
かみ
)
の
上
(
うへ
)
へ
仙人
(
せんにん
)
の
足
(
あし
)
を
釣上
(
つりあ
)
げた、と
見
(
み
)
ますと、
天井
(
てんじやう
)
が、ぱつと
飛散
(
とびち
)
つて、あとはたゞ
黒雲
(
くろくも
)
の
中
(
なか
)
に
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“釣上”の解説
釣上(かぎあげ)は、埼玉県さいたま市岩槻区の大字。関連大字である釣上新田(かぎあげしんでん)についても扱う。郵便番号は釣上が339-0024、釣上新田が339-0025。さいたま市の難読地名の一つに数えられる。
(出典:Wikipedia)
釣
常用漢字
中学
部首:⾦
11画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“釣”で始まる語句
釣
釣瓶
釣竿
釣合
釣魚
釣鐘
釣殿
釣棹
釣針
釣銭