“目眥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まなじ50.0%
まなじり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おはせられては最早もはや了簡れうけんならず今一度言て見よ己れ其座そのざは立せじとかたな追取おつとりひざ立直たてなほいかり目眥まなじ釣上つりあげ發打はつた白眼にらみ付けれ共久兵衞は少しも驚く氣色なくいな盜人ぬすびと相違さうゐなし百兩盜みし大盜賊おほどろばうと大聲あげなりわめけば爰に至りて文右衞門は耐忍こらへ兼一たうすらりと拔放ぬきはなし只一うち振上ふりあげるに久兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
云から待てゐよ必ず忘るゝ事なかれと憤怒ふんぬ目眥まなじり逆立さかだつてはつたと白眼にらみ兩の手をひし/\とにぎりつめくひしばりし恐怖おそろしさに忠兵衞夫婦は白洲しらすをも打忘うちわすれアツと云樣立上りにげんとするを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)