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まなじ
ふりがな文庫
“まなじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
眦
66.7%
目眥
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眦
(逆引き)
右の瘠形の小男と申すは、満面薄き
痘痕
(
とうこん
)
ばらばらと点じ、目は細く光りて
眦
(
まなじ
)
りはきりきりと上に釣り、鼻梁隆起して何となく凸様の顔面をなし候。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
法然は終始じいっと
眦
(
まなじ
)
りをふさいで聞いていたが、やがて半眼にひらいた眼には同情の光がいっぱいあふれていた。いじらしげに、二十九歳の青年の
惨
(
さん
)
たる
求法
(
ぐほう
)
の旅の姿を見るのであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まなじ(眦)の例文をもっと
(2作品)
見る
目眥
(逆引き)
負
(
おは
)
せられては
最早
(
もはや
)
了簡
(
れうけん
)
ならず今一度言て見よ己れ
其座
(
そのざ
)
は立せじと
刀
(
かたな
)
追取
(
おつとり
)
膝
(
ひざ
)
立直
(
たてなほ
)
し
怒
(
いかり
)
の
目眥
(
まなじ
)
り
釣上
(
つりあげ
)
て
發打
(
はつた
)
と
白眼
(
にらみ
)
付けれ共久兵衞は少しも驚く氣色なく
否
(
いな
)
盜人
(
ぬすびと
)
に
相違
(
さうゐ
)
なし百兩盜みし
大盜賊
(
おほどろばう
)
と大聲
揚
(
あげ
)
て
鳴
(
なり
)
わめけば爰に至りて文右衞門は
耐忍
(
こらへ
)
兼一
刀
(
たう
)
すらりと
拔放
(
ぬきはな
)
し只一
打
(
うち
)
と
振上
(
ふりあげ
)
るに久兵衞は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まなじ(目眥)の例文をもっと
(1作品)
見る
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