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眦
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まなじ
ふりがな文庫
“
眦
(
まなじ
)” の例文
右の瘠形の小男と申すは、満面薄き
痘痕
(
とうこん
)
ばらばらと点じ、目は細く光りて
眦
(
まなじ
)
りはきりきりと上に釣り、鼻梁隆起して何となく凸様の顔面をなし候。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
法然は終始じいっと
眦
(
まなじ
)
りをふさいで聞いていたが、やがて半眼にひらいた眼には同情の光がいっぱいあふれていた。いじらしげに、二十九歳の青年の
惨
(
さん
)
たる
求法
(
ぐほう
)
の旅の姿を見るのであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眦
漢検1級
部首:⽬
10画
“眦”を含む語句
外眦
眼眦
睚眦
目眦
内眦
御眦
怒眦流都美邇
眦裂
鳳眦