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皹
ふりがな文庫
“皹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひび
40.6%
ひゞ
25.0%
あかぎれ
25.0%
かが
6.3%
カヾ
3.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひび
(逆引き)
人の
膩
(
あぶら
)
を吹き荒す風で手足の
皹
(
ひび
)
が痛いと云つて、夕方になると、子供がしくしくぢくね出す。そのすゝぎ湯を沸かすさへ焚物が惜まれた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
皹(ひび)の例文をもっと
(13作品)
見る
ひゞ
(逆引き)
足袋
(
たび
)
も
穿
(
は
)
かぬ
足
(
あし
)
の
甲
(
かふ
)
が
鮫
(
さめ
)
の
皮
(
かは
)
のやうにばり/\と
皹
(
ひゞ
)
だらけに
成
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
彼
(
かれ
)
はまだ
冷
(
さ
)
め
切
(
き
)
らぬ
茶釜
(
ちやがま
)
の
湯
(
ゆ
)
を
汲
(
く
)
んで
頻
(
しき
)
りに
飯
(
めし
)
を
掻込
(
かつこ
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
皹(ひゞ)の例文をもっと
(8作品)
見る
あかぎれ
(逆引き)
これほど親しいお牧では有りましたが、しかし彼女の
皹
(
あかぎれ
)
の切れた指の皮の裂けたやうな手を食事の時に見るほど、
可厭
(
いと
)
はしいものも有りませんでした。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
皹(あかぎれ)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
かが
(逆引き)
稲
(
いね
)
舂
(
つ
)
けば
皹
(
かが
)
る
我
(
あ
)
が
手
(
て
)
を
今宵
(
こよひ
)
もか
殿
(
との
)
の
稚子
(
わくご
)
が
取
(
と
)
りて
嘆
(
なげ
)
かむ 〔巻十四・三四五九〕 東歌
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
皹(かが)の例文をもっと
(2作品)
見る
カヾ
(逆引き)
稲
舂
(
ツ
)
けば、
皹
(
カヾ
)
る我が手を。今宵もか、
殿
(
トノ
)
の
若子
(
ワクゴ
)
が 取りて
歎
(
ナゲ
)
かむ(万葉集巻十四)
古代生活に見えた恋愛
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
皹(カヾ)の例文をもっと
(1作品)
見る
皹
漢検1級
部首:⽪
14画
“皹”のふりがなが多い著者
下村湖人
三島霜川
武田麟太郎
平出修
吉行エイスケ
徳冨蘆花
若杉鳥子
三遊亭円朝
小島烏水
久保田万太郎