“あかぎれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
38.9%
38.9%
垢切5.6%
5.6%
胼皸5.6%
胼胝5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今この原稿を書いている私の手は、あかぎれひびとで色が変わっているほどだが、晩年のトルストイの手のことを思うとなんでもない。
社会生活の破壊がもたらす様々な辛苦を、家庭で婦人は自身のあかぎれのきれた手によって知っている。
そこで、上眼うわめを使って、弟子の僧の足にあかぎれのきれているのを眺めながら、腹を立てたような声で、
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
これほど親しいお牧では有りましたが、しかし彼女のあかぎれの切れた指の皮の裂けたやうな手を食事の時に見るほど、可厭いとはしいものも有りませんでした。
節々ふしぶしは、垢切あかぎれに捲かれた膏薬で折り曲げもならぬほどであった。
蜜柑 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
少年のとき荒仕事ばかりして、冬になるとあかぎれが切れて血が出る、スルと木綿糸で瘃の切口きれくちぬっ熱油にえあぶららして手療治てりょうじをして居た事を覚えて居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
急に水仕事が多くなつたので、私の手は胼皸あかぎれで埋つた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
寒いって胼胝あかぎれだらけな足を上げて、たって居てかゝとをあぶるので、旦那はすっかり怒って仕舞って早々そう/\いとまになりました