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あかぎれ
ふりがな文庫
“あかぎれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
皸
42.9%
皹
38.1%
垢切
4.8%
瘃
4.8%
胼皸
4.8%
胼胝
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皸
(逆引き)
「民さんは町場もんですから、春蘭などと品のよいこと
仰
(
おっ
)
しゃるのです。矢切の百姓なんぞは『アックリ』と申しましてね、
皸
(
あかぎれ
)
の薬に致します。ハハハハ」
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
あかぎれ(皸)の例文をもっと
(9作品)
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皹
(逆引き)
そこで、
上眼
(
うわめ
)
を使って、弟子の僧の足に
皹
(
あかぎれ
)
のきれているのを眺めながら、腹を立てたような声で
鼻
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あかぎれ(皹)の例文をもっと
(8作品)
見る
垢切
(逆引き)
節々
(
ふしぶし
)
は、
垢切
(
あかぎれ
)
に捲かれた膏薬で折り曲げもならぬほどであった。
蜜柑
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
あかぎれ(垢切)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
瘃
(逆引き)
少年のとき荒仕事ばかりして、冬になると
瘃
(
あかぎれ
)
が切れて血が出る、スルと木綿糸で瘃の
切口
(
きれくち
)
を
縫
(
ぬっ
)
て
熱油
(
にえあぶら
)
を
滴
(
た
)
らして
手療治
(
てりょうじ
)
をして居た事を覚えて居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
あかぎれ(瘃)の例文をもっと
(1作品)
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胼皸
(逆引き)
急に水仕事が多くなつたので、私の手は
胼皸
(
あかぎれ
)
で埋つた。埋つたといつても決して誇張ではなかつた。元来私は荒れ性で、田舎に居た頃から、冬になると手足に
皸
(
あかぎれ
)
がきれて仕方がなかつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
あかぎれ(胼皸)の例文をもっと
(1作品)
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胼胝
(逆引き)
寒いって
胼胝
(
あかぎれ
)
だらけな足を上げて、
立
(
たっ
)
て居て
踵
(
かゝと
)
をあぶるので、旦那はすっかり怒って仕舞って
早々
(
そう/\
)
お
暇
(
いとま
)
になりました、実に女だけは江戸に限ります
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あかぎれ(胼胝)の例文をもっと
(1作品)
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