“切口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりくち55.6%
きりぐち22.2%
きれくち11.1%
きれぐち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)も今度(こんど)のは半分(はんぶん)に引切(ひきき)つてある胴(どう)から尾(を)ばかりの虫(むし)ぢや、切口(きりくち)が蒼(あをみ)を帯(お)びて其(それ)で恁(か)う黄色(きいろ)な汁(しる)が流(なが)れてぴくぴくと動(うご)いたわ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
それは詳(くわ)しく云うことを憚(はばか)るがネ、とにかくその薬の入った巻煙草——あの場合ではゴールデン・バットだが、そのバットの切口(きりぐち)のところは、一度火を点(つ)けて直ぐ消したようになっているのだ。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
少年のとき荒仕事ばかりして、冬になると瘃(あかぎれ)が切れて血が出る、スルと木綿糸で瘃の切口(きれくち)を縫(ぬっ)て熱油(にえあぶら)を滴(た)らして手療治(てりょうじ)をして居た事を覚えて居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
成程、畦(あぜ)の切口(きれぐち)らしい、どっと落ちるんだ。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)