“口切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちきり60.0%
くぎ20.0%
くちき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口切くちきりあきないでございます、本磨ほんみがきにして、成程これならばという処を見せましょう、これから艶布巾つやぶきんをかけて、仕上げますから。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
串戯じょうだんのように云って、ちょっと口切くぎったが、道学者の呆れて口が利けないのに、押被おっかぶせて
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其後そのご御無沙汰ごぶさた御機嫌ごきげんよう?』口切くちきりにねこひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)