“くちきり”の漢字の書き方と例文
語句割合
口切100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口切くちきりあきないでございます、本磨ほんみがきにして、成程これならばという処を見せましょう、これから艶布巾つやぶきんをかけて、仕上げますから。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こんなことではなか/\談話はなし口切くちきりにはなりませんでしたが、それでもあいちやんははにかみながら
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
先刻さっきいらしって下すったそうですが、あいにくお湯に行っていて」という言葉を、会話の口切くちきりに使った彼女が、今度は「何か御用でもおありだったの」という質問で、それを復活させにかかった時
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)