“くちき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朽木69.6%
口利10.7%
腐木8.9%
3.6%
朽樹3.6%
口切1.8%
𣏓木1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぱうは、大巌おほいはおびたゞしくかさなつて、陰惨冥々いんさんめい/\たる樹立こだちしげみは、露呈あらはに、いし天井てんじやううねよそほふ——こゝの椅子いすは、横倒よこたふれの朽木くちきであつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
村の相当の口利くちききがおびに出て来ても文句を言わさず、それもぴしぴしと縛り上げられてしまうのだから手がつけられません。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
雨の夜は腐木くちきが燐火のように燃え、白昼沼沢地しょうたくちあしの間では、うわばみが野兎を呑んでいたりした。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
安の曰く、殿下を刺すこと、くちきとりひしぐが如くならんのみと。王太息して曰く、高皇帝、く壮士を養いたまえりと。勇卒を選みて、安を北平に送り、世子をしてく之をせしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
心を冷たく打ちひしぎ、まるで枯れ尽したすげか、荒壁を思わす朽樹くちきの肌でも見るかのような、妙にうらさびれた——まったく見ていると、その暗い情感が、ひしと心にのしかかってくるのだった。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
其後そのご御無沙汰ごぶさた御機嫌ごきげんよう?』口切くちきりにねこひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
うしてその枕元まくらもとはうに、びて𣏓木くちきごとくなる直刀ちよくとうが二ほんいてある。