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くちき
ふりがな文庫
“くちき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
朽木
69.6%
口利
10.7%
腐木
8.9%
朽
3.6%
朽樹
3.6%
口切
1.8%
𣏓木
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朽木
(逆引き)
三
方
(
ぱう
)
は、
大巌
(
おほいは
)
夥
(
おびたゞ
)
しく
累
(
かさな
)
つて、
陰惨冥々
(
いんさんめい/\
)
たる
樹立
(
こだち
)
の
茂
(
しげみ
)
は、
根
(
ね
)
を
露呈
(
あらは
)
に、
石
(
いし
)
の
天井
(
てんじやう
)
を
蜿
(
うね
)
り
装
(
よそほ
)
ふ——こゝの
椅子
(
いす
)
は、
横倒
(
よこたふ
)
れの
朽木
(
くちき
)
であつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くちき(朽木)の例文をもっと
(39作品)
見る
口利
(逆引き)
村の相当の
口利
(
くちき
)
きがお
詫
(
わ
)
びに出て来ても文句を言わさず、それもぴしぴしと縛り上げられてしまうのだから手がつけられません。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
くちき(口利)の例文をもっと
(6作品)
見る
腐木
(逆引き)
雨の夜は
腐木
(
くちき
)
が燐火のように燃え、白昼
沼沢地
(
しょうたくち
)
の
芦
(
あし
)
の間では、
蟒
(
うわばみ
)
が野兎を呑んでいたりした。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くちき(腐木)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
朽
(逆引き)
安の曰く、殿下を刺すこと、
朽
(
くちき
)
を
拉
(
とりひし
)
ぐが如くならんのみと。王太息して曰く、高皇帝、
好
(
よ
)
く壮士を養いたまえりと。勇卒を選みて、安を北平に送り、世子をして
善
(
よ
)
く之を
視
(
み
)
せしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
くちき(朽)の例文をもっと
(2作品)
見る
朽樹
(逆引き)
心を冷たく打ち
挫
(
ひし
)
ぎ、まるで枯れ尽した
菅
(
すげ
)
か、荒壁を思わす
朽樹
(
くちき
)
の肌でも見るかのような、妙にうら
淋
(
さび
)
れた——まったく見ていると、その暗い情感が、ひしと心にのしかかってくるのだった。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
くちき(朽樹)の例文をもっと
(2作品)
見る
口切
(逆引き)
『
其後
(
そのご
)
は
御無沙汰
(
ごぶさた
)
、
御機嫌
(
ごきげん
)
よう?』
口切
(
くちき
)
りに
猫
(
ねこ
)
が
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
くちき(口切)の例文をもっと
(1作品)
見る
𣏓木
(逆引き)
然
(
さ
)
うして
其
(
その
)
枕元
(
まくらもと
)
の
方
(
はう
)
に、
錆
(
さ
)
びて
𣏓木
(
くちき
)
の
如
(
ごと
)
くなる
直刀
(
ちよくとう
)
が二
本
(
ほん
)
置
(
お
)
いてある。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
くちき(𣏓木)の例文をもっと
(1作品)
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くちきり
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