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横倒
ふりがな文庫
“横倒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よこたふ
30.8%
よこだふ
30.8%
よこたおし
15.4%
よこた
7.7%
よこたわ
7.7%
よこッたお
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よこたふ
(逆引き)
三
方
(
ぱう
)
は、
大巌
(
おほいは
)
夥
(
おびたゞ
)
しく
累
(
かさな
)
つて、
陰惨冥々
(
いんさんめい/\
)
たる
樹立
(
こだち
)
の
茂
(
しげみ
)
は、
根
(
ね
)
を
露呈
(
あらは
)
に、
石
(
いし
)
の
天井
(
てんじやう
)
を
蜿
(
うね
)
り
装
(
よそほ
)
ふ——こゝの
椅子
(
いす
)
は、
横倒
(
よこたふ
)
れの
朽木
(
くちき
)
であつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
横倒(よこたふ)の例文をもっと
(4作品)
見る
よこだふ
(逆引き)
軈
(
やが
)
て
又
(
また
)
例
(
れい
)
の
木
(
き
)
の
丸太
(
まるた
)
を
渡
(
わた
)
るのぢやが、
前刻
(
さつき
)
もいつた
通
(
とほり
)
草
(
くさ
)
のなかに
横倒
(
よこだふ
)
れになつて
居
(
ゐ
)
る、
木地
(
きぢ
)
が
恁
(
か
)
う
丁度
(
ちやうど
)
鱗
(
うろこ
)
のやうで
譬
(
たとへ
)
にも
能
(
よ
)
くいふが
松
(
まつ
)
の
木
(
き
)
は
蝮
(
うわばみ
)
に
似
(
に
)
て
居
(
ゐ
)
るで。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
横倒(よこだふ)の例文をもっと
(4作品)
見る
よこたおし
(逆引き)
昔の宿場風の休茶屋には
旅商人
(
たびあきんど
)
の群が居りました。「
唐松
(
からまつ
)
」という名高い並木は
伐
(
きり
)
倒される最中で、大木の
横倒
(
よこたおし
)
になる音や、高い枝の裂ける響や、人足の騒ぐ声は
戦闘
(
いくさ
)
のよう。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
横倒(よこたおし)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
よこた
(逆引き)
翌朝、彼女の天幕の中に、どこにも傷の無い屍骸となって果して
横倒
(
よこた
)
わって居りました。
西班牙の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
横倒(よこた)の例文をもっと
(1作品)
見る
よこたわ
(逆引き)
当家
(
こちら
)
のお弟子さんが危篤ゆえ
知
(
しら
)
せると
云
(
いわ
)
れ、妻女は
偖
(
さて
)
はそれ
故
(
ゆえ
)
姿を
現
(
あらわ
)
したかと
一層
(
いっそう
)
不便
(
ふびん
)
に思い、その
使
(
つかい
)
と
倶
(
とも
)
に病院へ車を
飛
(
とば
)
したが
最
(
も
)
う間に
合
(
あわ
)
ず、彼は死んで
横倒
(
よこたわ
)
っていたのである
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
横倒(よこたわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よこッたお
(逆引き)
石塚は苔の花が咲いて
横倒
(
よこッたお
)
しになって居りまする程の処、其の少し手前に
葮簀張
(
よしずッぱり
)
があって、
住
(
すま
)
いではありません、店の端には駄菓子の箱があります、中にはお
市
(
いち
)
、
微塵棒
(
みじんぼう
)
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
横倒(よこッたお)の例文をもっと
(1作品)
見る
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹
“横倒”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
南部修太郎
泉鏡花
三遊亭円朝
島崎藤村
与謝野晶子
国枝史郎