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『西班牙の恋』
ふりがな文庫
『
西班牙の恋
(
スペインのこい
)
』
私の負傷は癒えなかったけれど、故郷を出てから六月目に、それでもマドリッドへ帰って来た。 私は誰にも逢わなかった。又逢いたいとも思わなかった。しかし、親友のドン・ムリオだけには逢って見たいような気持がした。 「カスピナに逢うのも悪くはない。私 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新趣味」1923(大正12)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約49分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
放
(
ぶ
)
請
(
ねだ
)
窃
(
しの
)
蒼白
(
あおく
)
些少
(
ちっとも
)
道
(
どおり
)
厳
(
いかつ
)
放
(
う
)
光景
(
たたずまい
)
無情
(
つれない
)
然
(
しかる
)
何
(
なあに
)
碧玉
(
エメロード
)
可惜
(
いとし
)
執
(
し
)
詳細
(
くわ
)
丈
(
た
)
中
(
じゅう
)
体
(
み
)
何人
(
どなた
)
手前
(
てめい
)
言
(
ごん
)
解
(
かい
)
室中
(
なか
)
此
(
ここ
)
明瞭
(
はっき
)
逝
(
なくな
)
這
(
はい
)
若干
(
いくらか
)
止
(
とど
)
横倒
(
よこた
)
曾
(
かつて
)
省略
(
はぶ
)
偽
(
いつわり
)
負傷
(
てきず
)
外
(
そ
)
胡弓
(
ヴァイオリン
)
弦
(
いと
)
家内
(
なか
)
蒼白
(
まっさお
)
焦心
(
じれ
)
不用
(
いらな
)
毒蛇
(
コブラ
)
以前
(
まえ
)
以来
(
から
)
生地
(
いくじ
)
最
(
もっとも
)
偽
(
うそ
)
放射
(
う
)
冠
(
かむ
)
凡
(
およそ
)
逝
(
な
)
口端
(
くちばた
)
可
(
べ
)
蹂躪
(
ふみにじ
)
稀
(
ま
)
護符
(
おまもり
)
笑
(
えみ
)
悲
(
かなしみ
)
悪口
(
あくこう
)
執念
(
しつこ
)
親友
(
ともだち
)
宜
(
い
)
彫刻
(
ほり
)
行
(
や
)
度
(
た
)
尤
(
もっとも
)
茂
(
しげみ
)
一先
(
ひとまず
)
涙声
(
なきごえ
)
片
(
きれ
)
根
(
こん
)
疲労
(
つか
)
時
(
じ
)
直
(
すぐ
)
斯
(
こ
)
故郷
(
くに
)
掬
(
きく
)
石榻
(
せきとう
)
破壊
(
こわ
)
手布
(
はんけち
)
窓外
(
まどそと
)
愁
(
うれい
)
箇所
(
ところ
)
忽
(
たちまち
)
復
(
また
)
張
(
ぱ
)
茫然
(
ぼんやり
)
佳
(
い
)
先方
(
むこう
)
達
(
た
)
凝然
(
じっ
)
何方
(
どっち
)
何故
(
なにゆえ
)
仲宜
(
なかよし
)
呪詛
(
のろい
)
咽
(
む
)
喜
(
よろこび
)
訪問
(
おとず
)
夫
(
そ
)