“口端”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くちは64.7%
くちのは17.6%
くちばた11.8%
くちさき5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“口端”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「それにはちがいありません。けれど公知は、人の口端くちはなどに乗せられて、申すのではありませぬ」
が、このことがあってから、ふたりの恋は、あらわに、人の口端くちはにのぼって来た。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さてまた、その世上の口端くちのはをふさぐためにも、和議のお固め変りなしとの、ひと筆の御誓紙を、おしたため賜わるわけにまいりますまいか」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
百世までのわらいぐさとなるばかりではない。旧赤穂藩の名——亡き内匠頭の名までを——悪ざまな市人の口端くちのはにかけられなければならない。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤吉郎なども、時折、信長の前へ出て、何か献言けんげんでもしていると、側にいて聞いている犬千代が、にやりと、口端くちばたくぼを作る。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たか羽音はおとでもあるやうにうなつておとは、その竹竿たけざをにしたひと口端くちばたとがらせてプウ/\なに眞似まねをしてせたこゑでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「だめだよ、口端くちさきできいたふうな事を云ったって、からっきしだめじゃないか、しっかりおしよ」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)