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くちさき
ふりがな文庫
“くちさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
口先
34.8%
口頭
26.1%
口前
8.7%
吻
8.7%
口上
4.3%
口吻
4.3%
口尖
4.3%
口端
4.3%
嘴先
4.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口先
(逆引き)
天
(
てん
)
の
恩惠
(
めぐみ
)
は
重
(
かさ
)
ね/″\
脊
(
せ
)
に
下
(
くだ
)
り、
幸福
(
かうふく
)
が
餘所行姿
(
よそゆきすがた
)
で
言寄
(
いひよ
)
りをる。それに
何
(
なん
)
ぢゃ、
意地
(
いぢ
)
くねの
曲
(
まが
)
った
少女
(
こめらう
)
のやうに、
口先
(
くちさき
)
を
尖
(
とが
)
らせて
運命
(
うんめい
)
を
呪
(
のろ
)
ひ、
戀
(
こひ
)
を
呪
(
のろ
)
ふ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
くちさき(口先)の例文をもっと
(8作品)
見る
口頭
(逆引き)
とは思わず
口頭
(
くちさき
)
に
迸
(
はし
)
った質問で、もちろん細君が
一方
(
ひとかた
)
ならず同情を主人の身の上に寄せたからである。しかし主人はその質問には答えなかった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
くちさき(口頭)の例文をもっと
(6作品)
見る
口前
(逆引き)
口前
(
くちさき
)
の上手な事をいうのは出来なかったよりも持前の剛愎が許さなかった。人の感情を
毀
(
こわ
)
すナゾは余り問題にしなかったから、人と衝突するのは馬琴の生涯には珍らしくなかった。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
くちさき(口前)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
吻
(逆引き)
水面と金網の上部とがスレスレになると、鼠は薄赤い
吻
(
くちさき
)
を、
亀甲
(
きっこう
)
型の網の間から、出来る丈け上方に突き出して、悲しい呼吸を続けた、悲痛な
惶
(
あわただ
)
しい鳴声を発しながら。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
くちさき(吻)の例文をもっと
(2作品)
見る
口上
(逆引き)
君達も知つてるだらうが近頃縁日夜店に出てゐる大道競売屋、あれだよ。
口上
(
くちさき
)
で
欺騙
(
ごま
)
かして
廉
(
やす
)
く仕入れたいかさまものをドシ/\売附けて了うのだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
くちさき(口上)の例文をもっと
(1作品)
見る
口吻
(逆引き)
マスクの上から鼻をおさえてみると、なにかお猿の
口吻
(
くちさき
)
のようにピョコンと飛び出しているものがあって、その間から
呼吸
(
いき
)
が通うらしく、そして何だか薬品の匂いらしい涼しい香りがした。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
くちさき(口吻)の例文をもっと
(1作品)
見る
口尖
(逆引き)
嘴
(
くちばし
)
の色を見ると
紫
(
むらさき
)
を薄く
混
(
ま
)
ぜた
紅
(
べに
)
のようである。その紅がしだいに流れて、
粟
(
あわ
)
をつつく
口尖
(
くちさき
)
の
辺
(
あたり
)
は白い。
象牙
(
ぞうげ
)
を半透明にした白さである。この嘴が粟の中へ
這入
(
はい
)
る時は非常に早い。
文鳥
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くちさき(口尖)の例文をもっと
(1作品)
見る
口端
(逆引き)
「だめだよ、
口端
(
くちさき
)
できいたふうな事を云ったって、からっきしだめじゃないか、しっかりおしよ」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
くちさき(口端)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘴先
(逆引き)
ラランの
悪知慧
(
わるぢえ
)
は
有名
(
いうめい
)
なもので、ほかの
鳥
(
とり
)
がうまく
飛
(
と
)
んでるのを
見
(
み
)
ると、
近寄
(
ちかよ
)
つては
自分
(
じぶん
)
の
尖
(
とが
)
つた
嘴先
(
くちさき
)
でチクリと
刺
(
さ
)
して
墜落
(
ついらく
)
させてしまふのだ。
火を喰つた鴉
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
くちさき(嘴先)の例文をもっと
(1作品)
見る
“くちさき”の意味
《名詞》
口の先。吻。
口頭の言葉。言い方。
心のこもらない上辺だけの言葉。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
くちづ
こうじやう
こうじょう
こうじよう
くちまえ
くちまへ
くちうら
くちつき
くちづけ
くちぶり