“くちづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
接吻84.8%
接唇6.5%
口吻4.3%
口附2.2%
交唇2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしの欲望は高くまた低く、皺襞の高みでは打ぎ、谷では鎮まりまするが、白と薔薇色のおんみの御体を一様に接吻で被ひまする。
さざら波、ゆめの皺みの口吻に香にほふ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
淫僧、裴如海のこころもそこは同じ焦々だったに違いない。いつぞやの晩はむなしい交唇だけで別れたこと。今日こそはの機会をすわけはなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)