“接唇（くちづけ）” の例文
それからこんなに、——接唇（くちづけ）してくれと云はんばかりに——
ランボオ詩集 (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)
われら接唇（くちづけ）する時に
在りし日の歌：亡き児文也の霊に捧ぐ (新字旧仮名) ／ 中原中也(著)
そは死せり！……さはれ接唇（くちづけ）脣の上（へ）に、今も薫れり
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫ (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)
我等おまへを接唇（くちづけ）る、穏やかに人魅する情熱（パシオン）よ。
ランボオ詩集 (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)
蒼白い月の光のその中で一寸接唇（くちづけ）するのです……
ランボオ詩集 (新字旧仮名) ／ ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー(著)