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こうふん
ふりがな文庫
“こうふん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
昂奮
42.9%
口吻
33.3%
亢奮
14.2%
興奮
7.6%
紅粉
1.0%
公憤
0.2%
口脗
0.2%
喉吻
0.2%
黄粉
0.2%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昂奮
(逆引き)
彼女はその
昂奮
(
こうふん
)
を笑いに紛わして来た。「みんな、行って来るぞい」その言葉を養子夫婦にも、奉公人一同にも残して置いて来た。
ある女の生涯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こうふん(昂奮)の例文をもっと
(50作品+)
見る
口吻
(逆引き)
お君はよく「——だけのこと」「——という
口吻
(
こうふん
)
。」それだけで切ってしまったり、受け答いに「そ」「うん」そんな云い方をした。
工場細胞
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
こうふん(口吻)の例文をもっと
(50作品+)
見る
亢奮
(逆引き)
既に人生に疲弊したようなこの孤独な作家を急に若返らせでもさせたような、異様な
亢奮
(
こうふん
)
を与えずにはおかなかったように見えた。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
こうふん(亢奮)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
興奮
(逆引き)
強氣の長五郎は言ふ迄もなく、弱氣で柔和な榮右衞門もすつかり
興奮
(
こうふん
)
してしまつて、何をやり出すかわからない樣子だつたのです。
銭形平次捕物控:305 美しき獲物
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こうふん(興奮)の例文をもっと
(31作品)
見る
紅粉
(逆引き)
桃の
實
(
み
)
の色の
薔薇
(
ばら
)
の花、
紅粉
(
こうふん
)
の
粧
(
よそほひ
)
でつるつるした
果物
(
くだもの
)
のやうな、桃の
實
(
み
)
の色の
薔薇
(
ばら
)
の花、いかにも
狡
(
ずる
)
さうな
薔薇
(
ばら
)
の花、吾等の齒に毒をお塗り、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
こうふん(紅粉)の例文をもっと
(4作品)
見る
公憤
(逆引き)
狂瀾
(
きょうらん
)
のごとき
公憤
(
こうふん
)
の波はおさまって一同はぞろぞろ家へ帰った。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
こうふん(公憤)の例文をもっと
(1作品)
見る
口脗
(逆引き)
しかし既に云つた如く、わたくしは只父子が奈良に遊んだことを知るのみである。茶山の
口脗
(
こうふん
)
によつて考へて見れば、棭斎父子の宮島の遊は計画のみに止まつたのではないらしい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
こうふん(口脗)の例文をもっと
(1作品)
見る
喉吻
(逆引き)
一
椀
(
わん
)
喉吻
(
こうふん
)
潤い、二椀
孤悶
(
こもん
)
を破る。三椀枯腸をさぐる。
惟
(
おも
)
う文字五千巻有り。四椀軽汗を発す。平生不平の事ことごとく毛孔に向かって散ず。五椀
肌骨
(
きこつ
)
清し。六椀
仙霊
(
せんれい
)
に通ず。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
こうふん(喉吻)の例文をもっと
(1作品)
見る
黄粉
(逆引き)
形は
貝母
(
ばいも
)
に似て、暗緑帯紫の色、一つは咲いて
花弁
(
はなびら
)
が六つ、
黄粉
(
こうふん
)
を包んだ
蘂
(
しべ
)
が六つ、
莟
(
つぼみ
)
が一つ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こうふん(黄粉)の例文をもっと
(1作品)
見る
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