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腐木
ふりがな文庫
“腐木”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くちき
55.6%
ふぼく
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちき
(逆引き)
と、俄然主税の体が、刀をしっかりと握ったまま
腐木
(
くちき
)
のように地に仆れた。斬られて死んで斃れたのではなかった。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
雨の夜は
腐木
(
くちき
)
が燐火のように燃え、白昼
沼沢地
(
しょうたくち
)
の
芦
(
あし
)
の間では、
蟒
(
うわばみ
)
が野兎を呑んでいたりした。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
腐木(くちき)の例文をもっと
(5作品)
見る
ふぼく
(逆引き)
これを一に
腐刑
(
ふけい
)
ともいうのは、その
創
(
きず
)
が腐臭を放つがゆえだともいい、あるいは、
腐木
(
ふぼく
)
の実を生ぜざるがごとき男と成り果てるからだともいう。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
国をあげて、外敵にそなえた日の
防柵
(
ぼうさく
)
や石垣や
乱杭
(
らんぐい
)
の
腐木
(
ふぼく
)
などが、今も
川床
(
かわどこ
)
や草の根に見あたらなくはない。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
腐木(ふぼく)の例文をもっと
(4作品)
見る
腐
常用漢字
中学
部首:⾁
14画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“腐木”で始まる語句
腐木腐葉
検索の候補
腐木腐葉
“腐木”のふりがなが多い著者
国枝史郎
中島敦
吉川英治