かが)” の例文
いねけばかが今宵こよひもか殿との稚子わくごりてなげかむ 〔巻十四・三四五九〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
稲つけばかがるわが手を今宵もか殿の稚子わくごがとりて歎かむ(巻十四東歌)
万葉集の恋歌に就て (新字旧仮名) / 三好達治(著)
かがる」は、ひびのきれることで、アカガリ、アカギレともいう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)