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膩
ふりがな文庫
“膩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぶら
73.3%
きたな
6.7%
なめ
6.7%
なめら
6.7%
アブラ
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶら
(逆引き)
人の
膩
(
あぶら
)
を吹き荒す風で手足の
皹
(
ひび
)
が痛いと云つて、夕方になると、子供がしくしくぢくね出す。そのすゝぎ湯を沸かすさへ焚物が惜まれた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
膩(あぶら)の例文をもっと
(11作品)
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きたな
(逆引き)
これは禁忌の風習が漸く一般に普及して、彼らは
膩
(
きたな
)
きもの、穢れたるものだとの思想が、著しくなったことを示したものである。
旃陀羅考:日蓮聖人はエタの子なりという事
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
膩(きたな)の例文をもっと
(1作品)
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なめ
(逆引き)
〔凝リテ花ヲ成サザルハ霿淞ニ異ナリ/著来シテ物物
各
(
おの
)
オノ容ヲ異ニス/柳条ハ脆滑ニシテ蓴油ノゴトク
膩
(
なめ
)
ラカナリ/松葉ハ晶瑩ニシテ蛛網ノゴトク
封
(
と
)
ヅ/氷柱四檐繖角ニ垂レ/真珠万点裘茸ニ結ブ/詩人何ゾ管セン休徴ノ事/奇景
看
(
ま
)
ノアタリニ驚ク老イニ至リテ逢フトハ〕
按
(
あん
)
ズルニ
曾南豊
(
そうなんほう
)
ノ集中ニ
霿淞
(
むしょう
)
ノ詩アリ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
膩(なめ)の例文をもっと
(1作品)
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なめら
(逆引き)
殊に乳房は授乳したことがないので、殆ど衰萎の状はなく、極めて豊かで、
膩
(
なめら
)
かである。乳嘴も色を変じていない。
澪標
(新字新仮名)
/
外村繁
(著)
膩(なめら)の例文をもっと
(1作品)
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アブラ
(逆引き)
膩
(
アブラ
)
にしんた肉にふるゝ。
車室
(新字旧仮名)
/
漢那浪笛
(著)
膩(アブラ)の例文をもっと
(1作品)
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膩
漢検1級
部首:⾁
16画
“膩”を含む語句
膚膩
垢膩
膩肉
膩光
達膩伽尊者
膩汗
甘膩
白膩
膩気
鼻膩
垢膩染
迦膩色迦王
臙膩色
臙膩
膩身
滑膩油澤
膩濃
膩垢
膩味
元膩
...
“膩”のふりがなが多い著者
外村繁
佐藤惣之助
平出修
石川啄木
薄田泣菫
漢那浪笛
国木田独歩
泉鏡太郎
島崎藤村
喜田貞吉