“膩身”の読み方と例文
読み方割合
あぶらみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……たかだかは人間同士、夥間なかまうちで、白いやわらか膩身あぶらみを、炎の燃立つ絹に包んで蒸しながら売り渡すのが、峠の関所かと心得ます。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)