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起臥
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ねおき
ふりがな文庫
“
起臥
(
ねおき
)” の例文
宿直室に
起臥
(
ねおき
)
してゐる校長が
漸々
(
やうやう
)
起きて顔を洗つたばかりのところへ、二里の余も離れた処にある分校の目賀田といふ老教師が先づ来た。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
広巳は
庖厨口
(
かってぐち
)
からゆるゆると出て往った。出口には車井戸があって
婢
(
じょちゅう
)
の一人が物を洗っていた。車井戸の向うには一軒の
離屋
(
はなれ
)
があった。それが広巳の
起臥
(
ねおき
)
している
室
(
へや
)
であった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
定七夫婦はそこに
起臥
(
ねおき
)
していた。広巳はぼんやりお町を見た。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“起臥”の意味
《名詞》
起臥(きが)
起きたり寝たりすること。おきふし。起居。
日常の生活。
(出典:Wiktionary)
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“起臥”で始まる語句
起臥寝食
起臥茶飯