“童僕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わっぱ40.0%
わらべのとも40.0%
ちご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ありませんかの」と嘲侮ちょうぶをふくめて「もし御用のときは、童僕わっぱの金若をお召しなされ。彼方の鈴縄すずなわを引けば、すぐ下の木戸から兵どもが登ってまいろう」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを二本大小にさし、上下をちやくし、童僕わらべのともに一升ますをもたせ又はひもありてくびにかくるあり。
「お客人、どうしてくれる? おまえさんの供の童僕ちごめが、わしんとこの若い衆をぶンなぐって血ヘドを吐かせた」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)