“わっぱ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
85.7%
童僕2.9%
小僧2.9%
小童2.9%
車輪2.9%
頑童2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩のおに、煮たわ、喰ったわ、その数三万三千三百さるほどにの因果が孫にって、渾名小烏の三之助、数え年十三の大柄なでござる。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ありませんかの」と嘲侮をふくめて「もし御用のときは、童僕の金若をお召しなされ。彼方の鈴縄を引けば、すぐ下の木戸から兵どもが登ってまいろう」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それだけに気を奪われ、その一とき、廉子が童僕の金若の肩を抱くようにして、彼にいていた姿などは、誰も見ていないし、またそこは見えないような暗がりだった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
悠々然と衣服垢穢もあり、道具捜しにまごつく小童、しきりに木をく日傭取り、人さまざまの骨折り気遣い、汗かき息張るその中に、総棟梁ののっそり十兵衛
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「ええ、確かに手応がありましたよ。この駅のホンの一丁程向うの陸橋の下です。しかもねえ、機関車車輪にゃあ、今度ア女の髪の毛が引ッ掛ってましたよ。豚じゃねえんです——」
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
雨の降る中をぬれそぼちながら、傘を車の輪のように地上に回して来る頑童もあれば、傘の柄をのところで押さえて、編棒と毛糸とを動かして歩いて来る十二三の娘もあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)