“わつぱ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
子僮20.0%
小童20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「このわつぱが、なんの芸じゃ、蛙の真似事まねごとかよ」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
掃へど掃へど又しても又しても新しく花の散るとて、子僮わつぱはつぶやくべけれど、散りても散りても後より後より新しき花の咲き出づるは、主人あるじがよろこぶところなるべし。
花のいろ/\ (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
悠〻然と鑿を衣服なり垢穢きたなき爺もあり、道具捜しにまごつく小童わつぱ、頻りに木を挽割ひく日傭取り、人さま/″\の骨折り気遣ひ、汗かき息張る其中に、総棟梁ののつそり十兵衞
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)